白い鳩

高き枝は騒ぎ、大時計は正午を告げた。

白い鳩は、木の上からこちらを見ている。

35年前の遊具は、その公園にまだしっかりとあるが

今の子供たちには、不人気のようだ。

(新しい遊具に全ての子供は集まる)

大公園を抜けると、一級河川が見えてくる。

私はしばらくの間、その流れを見つめていた。