小雨

冬の雨に打たれながら町を行く。

冷たくもない小雨さ。

押し迫った師走の静寂に

去りし日の思いはめぐる。

たまには晴れるさ

知人に会えば、その人の気持ちに釣られて一時的にでも元気になる。

空は冬特有の曇り続きでも、たまには晴れるように。

本質的には問題は解決しないのはわかっている。

それでもたまには、はっちゃけるのも良いことさ。

小休止

今日は束の間の小休止。

明日はどっちに転ぶか。

ひと月位は持たせるさ今まで通り。

それ以降は人の手を借りざるをえない。

人それぞれに試練はあるさ。

銀色の雲と冷たい風は、山並に化粧した。

暖冬なりに季節は進んでゆくよ。

雀は庭に飛んできて、なにか取って行ったよ。

私たちも冬本番に備えよう。

曇天

冬の曇天に心を曇らせて、

思い悩むは人の子か。

現世に重ねて苦しみあり。

誰がために今はある。何のために今は行く。