寒波

歳末に向かって嗚呼、最悪の気分だ。

目は徐々に悪くなるし、たまに耳もよくない。

指輪やカメオのいい分だけ、いつの間にかない。

なぜないか記憶にない。それらを探した時の埃で

私の繊細な喉が、ヒューヒューいうのだよ。

いやだいやだ、もういや。

今年一番の寒波が、暗い夜空を覆い尽くしているよ…