げっそりと病気でやせた冬の日よ
月: 2022年2月
朝寝
日当たりの良いバイクにて猫朝寝
釣燈籠
釣燈籠輝き並ぶ二月堂
風
冷たくて爽やかな風春間近
心地
目の痛みとけて生きた心地かな
音
ちょっとしたことで目を傷めてしまう…
痛み止めをその度に飲むのだけれど
治まらないときはおさまらない。
じっと瞳を閉じて、車の過ぎる音を数えたりしているよ。
春
喜びは何一つ無き春の暮れ
平成
昭和とは言わず平成遠くなり
お墓
うら寂し遠きお墓の思い出よ
小鳥さん
おしとやか普段はおてんばあらかわいい
時
芸術や時を超えるや素晴らしき
冬月
冬月に小雪のかかる真昼哉
地元
ブランド化地元の人は食べられず
橋
雁金ら橋の真上を渡り行く
夕暮れ
悲しきは雁金の鳴く夕暮れよ