春の辺の桜ばかりでなかるべし
月: 2023年3月
サクラサク
桜咲く頃に生まれたわが父よ
春霞
春霞山にかかるは薄化粧
明かり
姥桜廓の明かりの翳り哉
黒山羊
強面の黒山羊の角の曲がり哉
山羊
暴れ山羊撫ぜればかわゆし春の山
登山
初登山寒さ暑さの同居する
体調
体調のすぐれぬ時でも桜かな
つぼみ
蕾でも咲いても長き小薔薇かな
やっとこさ
やっとこさ入れば迷わぬ医療保険
芋
ポテトとは芋と油と塩である
蕾
早春の寒の戻りも蕾哉
車中にて
うたた寝に英五と尾崎の夢を見る
新聞
電子版テレビ欄は江戸ばかり
回復哉
ここ2週間ちょっとはすごくしんどかった…
コロナにかかった感じから
風邪をこじらせたか、妙に体が重いのである。
このまま衰弱するのかなと思ったのだが
ここにきて、ようやく回復してきた。
その間に眼痛にもなり
山谷の体調のグラフを繰り返しながら
マシになっってきた。余はまだ天に見放されず
ささやかながら為すべきことが
あるのかもしれないと、内省する最近である。