50回詠みて冬の一休み
月: 2020年1月
風邪
ゲホゲホといえば道のく町の衆
からっ風
琵琶に似る無常の響きの空っ風
冬嵐
冬嵐不要な外出命取り
玄関
玄関に寒風入れるなお客さん
春節祭
豚饅頭かじりつ観るは獅子の舞
若鳥
若鳥の冬も元気に飛び回る
女郎蜘蛛
女郎蜘蛛巣を払われた一等地
冬の梅雨
冬に梅雨が来るみたい。
雨が雪なら梅雨でないね。
温かくて雨になるから梅雨になるよ。
天気図がそうだからだよ。
去年の今日は、雨だったかな。
雨が降れば傘を差すだけ。
冬の蕾をずっと落とさずついに
寒い中よう咲いたなハイビスカス
夜鳴きそば
夜鳴き蕎麦似合う寒さになりにけり
時間
人それぞれに時間はある。
無理に人に合わせる必要もないさ。
ただ自分の道を見失わないように…
あとは勝手にやるさ。
何がいいことだって、人は勝手に言うよ…
ただ自分の決めた道を、ゆっくり行くだけだよ。
星を見る
寒空に大気は澄みて星見かな
一番寒いね
昼間では、この冬一番の寒さか。
左目に軽い痛みあり。ひどくならなければよいが…
明日になればわかるだろう。寝起きに痛みがよくでるから。
まあ何十回痛みがあっても、なれないなぁ。
今か今かと花を待ちたるに
冬進み蕾のままのハイビスカス