budouの独り言
春うららいずれの花や馥郁と
秋に似る澄む冬空の巻いた雲
青空に鶯の声こだませり
いかなごを配って赤字のくぎ煮哉
ほら春だ早くとらねば土筆かな
花粉症咳もくしゃみも冷たい目
春風や線路の下の菜の花や
春日和眠気まなこの俳句哉
流行り病寒風桶屋のちり紙かな