霞にて 古傷の痛みに耐えても、縁に触れて拙句は浮かぶが 季まで心及ばず。流れる霞のごとき句にて、あやふやなり。 されど、先日までの句にも耐えたりと、余思えり。 必死なればなり。絵も急にピカソはおかしかろと 笑えどもそれも一興なり、一個なり。