budouの独り言
花曇り地上の香り馥郁と
プルプルの夜にも春の月明り
春雷や明けぬ夜空にこだまする
春雨に力なき手でお買い物
つつじ哉いえさつき哉ちらほらと
葉桜の風ぞなきに香り散るらむ
動物の在野の天才天に行く
レム睡眠見るは父の姿かな
散る桜間にひっそり蘇鉄かな
道ばたを這う毛虫をまたぎける
幸不幸影のごとくに伸び縮み