元神社礎石の折れたる寂れ哉
投稿者: budou
煙り
神木の最後は煙りになりにけり
添え木
神木の添え木で支える姿哉
神木
神木の老いて枯れたる姿哉
霞にて
古傷の痛みに耐えても、縁に触れて拙句は浮かぶが
季まで心及ばず。流れる霞のごとき句にて、あやふやなり。
されど、先日までの句にも耐えたりと、余思えり。
必死なればなり。絵も急にピカソはおかしかろと
笑えどもそれも一興なり、一個なり。
騒がしき
騒がしき人はいつも同じ人
名残
現世に名残惜しき人なきや
ぷかぷか
ぷかぷかと空に漂うわが句かな
手直し
次々と手直し尽きぬ我が家かな
挨拶
騒がしき挨拶響く夜の街
青さ
わが心空の青さもうわの空
展覧会
多くてはひとつひとつがよく見れぬ
粉もん
食い倒れ粉もんばかりはちと飽きる
蕎麦
夜鳴き蕎麦夢の中で食べにけり
面白き事
面白きことは無きかと友は問う カラオケ行くかピンポンいくか