クチナシは枯れても残る花の香や
投稿者: budou
偉大
今頃に分かった偉大亜星さん
祖父の家
NHKつけっぱなしの祖父の家
足
あっ踏んだ蜘蛛さん足を登ってく
窓の風
窓の風涼しけれどもうるさきや
鳥
鳥鳴きて梅雨はひと時休み哉
かも
見渡せば夏鴨の行く流れ哉
形
見上げれば形を成さぬ夏の雲
夜空
夜空見て心は駆ける夏の頃
油汗
寝床にて油汗ぞ沁みいずる
痛き事
情けなや目の痛ければ動けまじ
心のまま
男らしさ女らしさなにものぞ心のままに振る舞えわが身よ
苦痛を享楽したい
ええ、ええ私自身が病気でやむなく死んでしまうことは
仕方がないことであります。
そんなことより、家族やペット・親友が死ぬことのほうが
とっても恐ろしいです。
それにしてもですね、はい、いざ仕方なく辞世となりますと
心残りもないとはいえませんね。
残された命への心配ですよまさに。
人間関係の清算ですね。
今日はあいにく曇りですから
ある意味、私におあつらえ向きの感じですね。
できるなら余命は知りたいですが
天命ですから算命できません、もちろん。
こんな愚痴が出てしまうほど調子が悪ったのです。
それこそ命の覚悟を迫られるほどにですね。
今、これが書けているということは、今回は乗り越えたと思います。
ご心配をおかけしました。それにしても宮沢先生のようにはまいりませんね。
残光
雲の端に残光漏れし夕暮や
涼風
天上に涼風はそよと吹き
地上には初夏の熱が突き刺さる
地にある汝は人かダンゴムシか石ころか
みんなに風と光は降り注ぐよ
命は常に変化し流転する
誰もその時を逃れることはできない
ただその日まで懸命に生きるのみよ