鴨と葱わが身の事ぞ参る哉
投稿者: budou
春霞
春霞見えるか寝るか電車行
雨
悲運にもその身滅びて春の雨
ゲーム
ゲームして本も俳句もよまぬ春
春
俳句見て俳句詠みたくなる春ぞ
風
春告げる風は雨雲吹き飛ばす
春月
寒戻り春月見ゆる夜は静か
春嵐
春嵐強くドアを叩くかな
外
肌荒れて益々外に行かぬ哉
心持ち
心持ちだけでも軽く人の世は
正午
温かい冬の正午の陽射し哉
シャツ
シャツ清くいつ倒れても良きように
肌乾燥
顔荒れのひどくなりて人を見ず
ジョウロ
初氷庭の如雨露の残り水
動物園にて
初みぞれフード被った人走る