暴れ山羊撫ぜればかわゆし春の山
カテゴリー: 俳句
登山
初登山寒さ暑さの同居する
体調
体調のすぐれぬ時でも桜かな
つぼみ
蕾でも咲いても長き小薔薇かな
芋
ポテトとは芋と油と塩である
蕾
早春の寒の戻りも蕾哉
山肌
春風に山の肌雲光りけり
眠り
春一番眠りの中で轟々と
田螺
タニシども死に耐えておる一匹や
都会人
雪降って騒ぎまくるな都会人
秋刀魚
痩せこけたサンマ一匹高嶺哉
競馬場
競馬場雪の煙が立ちにけり
帽子
初筍や白き帽子を被りけり
山人
蓑虫の山人思いて土器茶碗
初雪②
初雪や夢の夜に降りすぐ消えぬ