風吹かば雨身に落ちる春の日や
カテゴリー: 俳句
春の風
春の風心地良けれど夜寒し
年ごと
年ごとに右往左往するや春の昼
挨拶
挨拶も遠いとこから春の朝
冬の日
げっそりと病気でやせた冬の日よ
朝寝
日当たりの良いバイクにて猫朝寝
釣燈籠
釣燈籠輝き並ぶ二月堂
風
冷たくて爽やかな風春間近
春
喜びは何一つ無き春の暮れ
冬月
冬月に小雪のかかる真昼哉
橋
雁金ら橋の真上を渡り行く
夕暮れ
悲しきは雁金の鳴く夕暮れよ
鴨
淀川に点々揺らぐは鴨たちよ
散策
平野区に刀求めて冬深し
雪
花びらに雪は優しく乗りにけり