早入りの梅雨はどしゃぶる危険かな
カテゴリー: 俳句
青空
青空に細雲縫いし春の日や
初入道
山並に五月の頃の初入道
燕
初燕頭飛び越す河原哉
枇杷の実
びわの実をもいで食いたる昔かな
赤白桃
赤白桃朝冷えに咲く躑躅かな
アブ
虻近し紫の花の堤防や
夜半
名月や春の嵐の夜半の風
滑り台
雀さんツツジの花で滑り台
キャンプ
大王の墓もキャンプとなりにけり
桜並木
北国の桜並木は見事哉
つつじ
雨降りて花一つ二つのつつじ哉
枝
切られても枝に花咲く桜かな
雨降りて
雨降りて煙りの中の桜かな
雨降れば
雨降れば恵みなれども花は散るらん