誰も見ぬ静かに散れよ庭桜
カテゴリー: 俳句
昼の春
雀共尾を交わしたり昼の春
花散る
花散ると見ればちょうちょ舞いにけり
800年
800年寺の桜は咲きにけり
黄砂
薄曇り黄砂の夜に春の月
年ごとに
年ごとに桜きれいになりにけり
雨降りて
雨降りて風吹きてなお花は咲く
日差し
眩しきは春の日差しの夕日哉
山桜
風騒ぐ一足早く山桜
春の夜
春の夜の桜花の前の嵐かな
冬の月
冬の月雲は払われ光満つ
春二番
春一番二番三番気を付けよ
燕の巣
ツバメの巣お断りのホテル哉
鼻水
鼻水がマスクに付くや春の風
梅花
梅の枝手折れメジロも連れて行け