風騒ぐ一足早く山桜
カテゴリー: 俳句
春の夜
春の夜の桜花の前の嵐かな
冬の月
冬の月雲は払われ光満つ
春二番
春一番二番三番気を付けよ
燕の巣
ツバメの巣お断りのホテル哉
鼻水
鼻水がマスクに付くや春の風
梅花
梅の枝手折れメジロも連れて行け
峻険
雪さえも載らぬ頂アンデスや
緩み
束の間の寒波の緩みメダカ浮く
団栗
どんぐりを山と拾いし幼き日
冬にも
裸かな露出男は冬も出る
冬の風
吹き通る春の風っぽい冬の風
笑顔
マスク越しそれでもわかる笑顔かな
水草
水草を入れて集まる冬メダカ
強き風
強き風吹いて揺らすは梅の花