雪さえも載らぬ頂アンデスや
カテゴリー: 俳句
緩み
束の間の寒波の緩みメダカ浮く
団栗
どんぐりを山と拾いし幼き日
冬にも
裸かな露出男は冬も出る
冬の風
吹き通る春の風っぽい冬の風
笑顔
マスク越しそれでもわかる笑顔かな
水草
水草を入れて集まる冬メダカ
強き風
強き風吹いて揺らすは梅の花
うずく目
疼く目はどうにもならむ雪の日や
初雪
夜の間に初雪降りて町白し
大風
大風と寒さは増して山清し
年賀状
めでたくはないと減るかな年賀状
通り道
雪かなと思えど雨の通り道
籠る町
人籠る町はえらい寒さやな
小晦日
いつもより増して静かな小晦日