見下ろせば下界の都も天の川
カテゴリー: 俳句
落ち葉
襟立てて落ち葉に心問いにけり
枯れ葉
枯れ葉舞う嵐観るなり花見かな
ポプラ
ちらほらとポプラ葉落とす季節かな
凧揚げ
たこ揚げを思い出させし空の雲
本
読みにくき本も読めるか秋日和
襟
肌寒き襟を立てつつ十三夜
月
プレ13夜雲に霞んでこれも良し
かかし
弓張の月見て笑う案山子かな
木枯らし
凩の一番乗りは秋の日や
秋深し
秋深し窓を閉めても首に風
秋の雨
秋の雨降る度ごとに夜寒し
金木犀
秋風に鼻はききしぞ金木犀
台風注意
台風は過ぎた直後の吹き返し
こおろぎ
コオロギや弱々しくも鳴く夜かな