梅雨明けとみまごうほどの空と雲
カテゴリー: 俳句
鳴く蝉
断末魔子らに捕られて鳴く蝉や
梅雨の晴れ間
梅雨休み吹く夕風の心地よさ
梅雨の頃
梅雨の頃滝のように降り続く
真昼日
蝉もまた鳴かず飛ばずの真昼日や
蝉の声
蝉の声きくや昔の思い出や
初蝉
初蝉の鳴くや夢か幻か
長袖
再びの長袖とズボン梅雨寒や
梅雨の中休み
梅雨休み風は吹く吹くゆうべかな
夕涼み2
シルバーの月を浮かべて夕涼み
夕涼み
銀色の月は浮かびし夕涼み
せせらぎ
せせらぎで子らは水浴び親テント
蝉の轍
初蝉や車の轍になりにけり
まだ花の形は残り
あじさいの花枯れの後の姿かな
夏の風
暴走と大音量と夏の風