月光にかかるや火花夏祭り
カテゴリー: 俳句
青さ
夏風邪の落ち着き空の青さ哉
雲
モクモクと入道雲の白さ哉
花火
美しく若き花火と夜風哉
干柿
干柿を食い散らかしてかぁーかぁーと
二花
梔子や紫陽花と共にはやさらば
風
初蝉や河原の風は心地よし
河原
初蝉や河原の辺りこだまする
キリギリス
沢山のきりぎりす鳴くは川べりや
蚊
一匹の蚊に4か所も刺されけり
思索
蒸し暑き深き夜の思索かな
眼鏡
眼鏡割れメガネ折れたり暑き日や
ボラ
ちらほらとボラ跳ねる夜のなにわ哉
梅雨
眼痛や梅雨の始まり知らせたる
ビール
紫陽花の花見て頂く麦酒かな