また痛いああ痛いな今痛い
秋深し
秋深し窓を閉めても首に風
おむすび
おむすびころろ昆布入り おむすびりんりん自転車屋
おむすびころろどんぶらこ 色々混じってしまったね
秋の雨
秋の雨降る度ごとに夜寒し
ポスター
ぼろぼろの選挙ポスターあわれかな
目
目を使いまた痛むけど仕方なし
金木犀
秋風に鼻はききしぞ金木犀
土器の中
土器の中乾いた風が吹き抜ける
自然とともに
開発の度に懐かしい風景は失われ、虫や鳥は木々を奪われ、いなくなる。
都会の近くにわずかに残った自然も失われ続けているよ。
一方、田舎も近年、大災害が毎年のごとくに襲い掛かり
崖は崩れて家は流され、川は濁流となって堤防を越える。
雨の降りようが尋常ではない。
日本ひとつとってもこの状況だ。
この大自然の有様に人類はどのように対処すればよいのか?
夢心地
目の痛み漸く引けば夢心地
台風注意
台風は過ぎた直後の吹き返し
こおろぎ
コオロギや弱々しくも鳴く夜かな
野点
野点にてゆで待つ卵おかし哉
すすき
川辺には薄なびきし風涼し
空の端
空の端の雲は間延びて橋かけり