最近は初夏と思えば真夏なり
スライスチーズ
食パンにスライスチーズをのせて
トーストのスイッチを押せば
香ばしいにおいのだんだんしてくるね。
そして、コーンポタージュと一緒に食べるよ!
幸いかな幸いかな…
梅雨の夜に
梅雨の夜や雨はザーッと鳴り響く
鉢の土柔らかくて
ジャスミンの鉢にお昼寝かたつむり
前梅雨ありて
前梅雨に眼は疼きたるひねもすや
良き夕日
いい夕日だ。強い光線は目に突き刺さるようだ。
風は、穏やかに木々を音なく揺らし
5月の香りを運んでくれる。
そのように思う間に、ああ日は暮れる…
紫陽花
アジサイの無数の蕾膨らみて
違和感の顔
違和感の顔正体はマスクなし
雨上がり
雨はやんでしまった。久しぶりの雨だったのに。
大気は少し洗われて、空気はうまくなった。
子供のころは、自然の怖さをわかっていなかった。
一人の無関心やわがままが、天変地異の引き金になっているのに…
そんな大きなことは誰にもできないさ。小さな気配りが大切と思う。
月満ちて夏の始まりに
雲払う風は冷たき夏の月
立夏なれど月思いて
月見ては心流れるピアノなり
忘れ桜に雀集いて
葉桜の下の花びら食う雀
麒麟に思う
荒波の砕けて散るはマムシかな
遊具
公園の遊具使えぬ遊び無限
風の香
さつき咲くよう晴れた日の風の香や