雨はやんでしまった。久しぶりの雨だったのに。
大気は少し洗われて、空気はうまくなった。
子供のころは、自然の怖さをわかっていなかった。
一人の無関心やわがままが、天変地異の引き金になっているのに…
そんな大きなことは誰にもできないさ。小さな気配りが大切と思う。
雨はやんでしまった。久しぶりの雨だったのに。
大気は少し洗われて、空気はうまくなった。
子供のころは、自然の怖さをわかっていなかった。
一人の無関心やわがままが、天変地異の引き金になっているのに…
そんな大きなことは誰にもできないさ。小さな気配りが大切と思う。
雲払う風は冷たき夏の月
月見ては心流れるピアノなり
葉桜の下の花びら食う雀
荒波の砕けて散るはマムシかな
公園の遊具使えぬ遊び無限
さつき咲くよう晴れた日の風の香や
轢かれるぞ車道の真ん中行く鳩よ
眼痛が悪化中。
わが持病、わが持病なり。
また収まるまで忍耐中。
瞼を閉じ諦観して、思惟するのみ。
滑空しひねり加える燕なり
たんぽぽに似た花良しや春の朝
たんぽぽの綿毛を飛ばす親子かな
行く春や眠り貪るもぐらかな
蓮根の煮込みに負けぬ筍や
2輪咲く赤紫の菫かな